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はじめてのスカルプ体験

学生時代はずっと飲食店でアルバイトしていて、服装や身だしなみ、髪型まで非常に厳しい決まりがありました。

飲食店では当たり前かもしれませんが、髪の色は黒、パーマもなるべくかけない、お化粧も控え目にし、日焼けもなるべく避けること、香水の類は禁止など、細かい指導を受けていました。

礼儀作法、言葉使いなども厳しく指導してもらえたので、それについては現在も非常に感謝をしていまが、なんといっても学生の頃は、おしゃれもしたいし遊びたいさかりだったので、バイト先の店長に相談し、茶髪休暇、おしゃれ強化のための休みを3ヶ月間とりました。

いま思えば、そんな勝手な休暇がよくとおったものだと思います。そんなふざけたアルバイトなんてクビですよね。
しかし、店長はとても理解のある方で、必ず3か月で戻ってくること、その際は、もとの容姿に戻してくることという条件で休みを許可してくれたのです。

休暇の第一日目に、早速美容室で髪を明るい色に染めてパーマをあてました。
それから自宅で眉毛を細く整えて、いつもよりきれいめに化粧をして、憧れのお店に足を運ぶことにしました。
その憧れのお店はネイルサロンです。

飲食業はとにかく爪の手入れにはうるさく、あれやこれやと言われます。
マニキュアも絶対禁止、爪を伸ばすのも絶対禁止。
私の爪はいつも深爪と言っていいほど短く切りそろえてありました。
ちょうど、友人がチェーンで経営しているネイルサロンの大阪支部の心斎橋店で働いていたので連絡を入れました。
彼女はネイルサロンの開業を目指して勉強していたので、その練習台として格安でスカルプチュアという短い爪を延長させる施術をしてもらうことにしたのです。

当時、ネイルサロンはまだまだ高級で、格安のお店や激安店などはほとんどありませんでした。
私のような学生には縁遠い世界でした。
しかし、割烹料理店で働いていましたので、お客さんの中には「このネイル、有名なネイルアーティストのいる銀座店でしてもらったの」なんていう人もいて、きれいで長い爪はとにかく私の憧れでした。

友人がまだ見習いということと、私の爪が非常に短かったこともあり、施術には4時間ほどかかりました。
念願のきれいな長い爪を手に入れて大満足でしたが、わずか1週間ほどで缶ビールを開ける際にせっかくの爪を折ってしまい、残りの数ヶ月間、もとの短い丸い指先で過ごすことになってしまいました。
いつもと違う爪にはいつもと違う注意が必要なんだなぁ、と非常にがっかりしたのでした。
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